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国の天然記念物「塔のへつり」へつりは会津方言で断崖のこと
福島県南会津郡下郷町 大内宿からほど近い場所にある国の天然記念物「塔のへつり」へ行ってきました。あまり馴染みのないへつりって言葉、これは会津の方言で険しい断崖のことを指すとのことです。
長年かけて川の水が地形を侵食し、またその周りの岩も侵食・風化されることによって険しい断崖になったそうです。
岩の周りは木々で覆われて新緑や紅葉シーズンにはたくさんの観光客が訪れる福島県の人気スポットになっています。
「塔のへつり」へのアクセス・駐車場
国道121号線から県道347号線へ。
会津鉄道線 塔のへつりの駅 から徒歩すぐ。
東京方面からだと浅草駅(東武鉄道東急リバティ)⇒会津田島駅(会津鉄道線)⇒塔のへつり駅
・バス
会津鉄道 湯野上温泉駅からバスが出てはいますがほとんどが大内宿直通便です。
全部で一日8本バスが出ていますが、塔のへつりを周る便は8便あるうちの1便(14時台)しか出ません。
バスを使う場合は運行時間を確認して計画を立てるといいです。
調べると200円と書かれているところも多いですが
300円でした。(2018年10月現在)
もしかしたら駐車料金変わったのかもしれません。
お昼過ぎに行くと断崖に陽が当たり美しい
塔のへつりは朝方にいくと断崖側に陽が当たらず綺麗に見えないかもしれません。
行くとしたらお昼過ぎがいい時間帯になるでしょう。
自分は大内宿の次にここへ寄りました。大体3時過ぎだったので良い陽があたりとても綺麗に見ることができました。
また紅葉シーズンなこともあって断崖の木々も赤や黄色に色づいていてちょうど見頃な時期です。
吊り橋は結構揺れます。橋の間も広くないので転ばないように!
見ての通り、手すりは高くありません!
吊り橋が結構揺れるのでバランスを崩して転ばないようにしましょう。
走ったりして早く渡ろうとしてる方もいましたけど、吊り橋は余計に揺れるし誰かにぶつかって事故でも起きたら大変です。
転落したという情報を見ないので大丈夫だとは思いますが、自分は怖かった…
橋ですれ違う人からは「揺らさないで~」「怖い~」とか言ってるのを聞いたので怖いと思います。
吊り橋の中間あたりから北方面を眺めると川に架かる橋と山が見える光景が見えます。これもまた綺麗です。
川の流れは非常に遅く鏡面になっていて写真映えもしていいですね。
橋の奥には虚空蔵菩薩。展望台から橋も見れるよ。


橋は下からだけでなく上の展望台からも見ることができます。
ちなみに展望台側のお土産屋さんでは無料でラーメンを提供してくれていました。
紅葉シーズンの塔のへつりは是非訪れて欲しい素晴らしい観光地
南会津郡に寄った際には大内宿だけではなく、塔のへつりなどの観光スポットを周ってみてはいかがでしょうか。
それぞれの観光スポットが近場に集中してるのは行きやすくていいですね。
個人的な感想を言うと、吊り橋が怖かったですね。