
目次
日本一のフクロウ像がある鷲子山上神社(フクロウ神社)本宮。
高さ7mを誇る日本一のフクロウがある鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ 別名フクロウ神社)は栃木県と茨城県の両県境に位置しています。パワースポットとしても有名で、訪れるとこんな山奥に立派な神社があることに驚くと思います。また大フクロウは不苦労(ふくろう)を取り除いてくれるそうです。
神社の創建は、大同2年(807)大蔵坊宝珠上人が諸国遍歴中に四国の阿波国(徳島県)に立ち寄り、製紙業が盛んであることを知り、紙漉きの技術と共に守護神である天日鷲命(あめのひわしのみこと)を勧請し、鷲子山に社殿を建立したといわれます。
鷲子山上神社 県境の神社より
大フクロウがある場所には本宮があります。元々鷲子山上神社がここにあったため本宮といわれています。本殿は大鳥居と楼門を抜けた先にあります。
大フクロウを支える5つの御柱の意味
駐車場から降りて歩くとすぐにこの大フクロウ像が見えてきます。
この大フクロウ像を支える5つの柱があります。
②手前右…白虎御柱 秋・熟年・肺・辛い食物・街道・白・金を司る御柱。
③手前左…朱雀御柱 夏・壮年・心臓・にがい食物・池・海・赤・火を司る御柱。
④後ろ右…青龍御柱 春・青春・肝臓・すっぱい食物・水・青・木を司る御柱。
⑤後ろ左…玄武御柱 冬・老年・腎臓・しょっぱい食物・山・黒・水を司る御柱。
5つの御柱ですること
まず真ん中の不苦労御柱のそばには木の棒が何本か備え付けられており、その棒で不苦労御柱を3回叩き→両手を柱に押し当てるか、抱きかかえることで不苦労を運び去ってくれるというわけですね。
他の4つの御柱については写真のように柱に両手を押し当てて願いを込めましょうと書いてありますね。
たくさんの方がきっと不苦労御柱を叩いてるためか柱が結構削られていますw
大フクロウの奥に本宮
大フクロウの奥に本宮があります。本殿とは違います。
至る所にフクロウの置物がありますね。
他には訪れた人の不苦労を取り除くためのフクロウポストやフクロウの鐘が設置されており、楽しめるって言ったら変ですけど会話が弾ませながら願い事ができそうです。
次は本殿へと向かいます。
栃木県と茨城県の両県境がある大鳥居。そして拝殿へ。
本宮を後にし県境のある大鳥居に向かいます。
大鳥居の前にはわかりやすく県境が表示されています。お賽銭も設置されてある。
大鳥居をくぐるとまたもやフクロウ。
楼門は立派な造りをしています。
楼門には仁王様と右大臣左大臣像があります。仁王様にいたっては1721年に作られたものだとか。
だがしかしここで痛恨の痛手を負います。写真に収めるのを忘れてしまいました…。
楼門を抜けると96段ある階段が姿を見せます。そんなきつくはなかったですが、すれ違ったご年配の方はすごくきつそうで「運動不足だ」と嘆いていらしたのが聞こえてきました。
個人的に階段できつくなったのは日光東照宮に行ったとき徳川家康が祀られている場所にいったときの石段が相当きつかったですね。調べたら1159段もあったとか。96段の比じゃないですね。
話は逸れましたが、96段の石段を上る途中になんと富士山が見えるという場所もあり驚きました。
自分が行ったときは見えなかったので華麗にスルーです。
登り切ったときの上から見下ろす楼門です。
登りきると拝殿に到着です。
ここにもフクロウが。
ここでも参拝を済ませ引き返しました。
今回はここまでで帰路につきましたが、ほかにも福フクロウロードや奥山稲荷、大黒社といったパワースポットがあるので次回はきちんと回れるように時間を調整していきたいです。
あ、忘れてました。拝殿側には千年杉がありそれはとても立派な杉でした。
まとめ 今回の参拝で今の苦労を取り除けたらいいな。他アクセス・駐車場
ただこの道は最初はいいんですが、途中からすごーく細くなります。
車のすれ違いが大変そうです。
帰りは県道232号線を使ってください。と神社内駐車場に書いてありましたので
・帰り―栃木県側の県道232号線
1カ所は大フクロウがあるところの側にあります。台数はそこまで多くはありませんでした。
2カ所目は県道232号線側、1カ所目の駐車場より先にいったところにありました。こちらの方が停められる台数は多かったです。ただ神社まで多少歩く必要があります。
前回の太平寺・龍門の滝を後にし、ここフクロウ神社に来ました。
栃木・茨城有数のパワースポットで不苦労を取り除いてもらいましょう!